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トライアスロンデビュー②

2019.01.06 / トライアスロン

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ど緊張状態からのスタート、昨日の続きです。

池の鯉状態は避けたい

スタートの合図と共に約100人が一斉に砂浜をダッシュ。

思いがけず二列目に並んだ時点で僕は「どうせ二列目ならスタートダッシュして池の鯉状態を避けたい」と考えていました。

トライアスロンのスタート直後は、まさに池の鯉が餌を求めてわちゃわちゃしているような、もみくちゃの状態になります。当然それだけ密着してると殴られたり蹴られたり(故意ではない。多分。。。)します。
スイムが得意だからこそ出来るのですが、スタートダッシュで前の方へ行けるとその池の鯉状態がほぼ無いか、あってもかなり緩和されます。

ダッシュの甲斐あって、浜辺から海に飛び込む時には最前列くらいに位置できて、そのまま海へダイブ。

姫島トライアスロンのスイムはまず、砂浜に直角に100mくらい泳ぎ、そこから左直角にターン、また200m泳いで左直角にターンで、最後100m泳いで砂浜に上がります。

各ターンポイントには大きめのブイが配置されているので、それを目印に泳ぎます。

海に入ってもダッシュ。1つ目のブイ手前までまさかの先頭で泳げました。

が、そこまででした。。。

400m泳がなければいけないのに、飛ばしすぎたんです。

しかも、波も結構高く、まっすぐ泳げない(汗)

ブイをターンする頃に1人抜かれ、200mの直線で更に抜かれ、、結局スイムゴールでは大体15位くらいまで下がってました。

 

意外と早かったバイク

でもまあ初めてのレースにしてはスイムは上出来かなと思い、気を取り直してバイク準備です。

トライアスロンではスイム・バイク・ランと競技が切り替わるので、都度装備などを変えるためにトランジションエリアというものがあります。

砂浜から上がって200mほど離れたトランジションエリアに到着。まずはウェットスーツを脱いで、砂だらけの足を拭いてシューズを履いて、補給食のジェルを食べて、ヘルメットを被って、、とスムーズに行くはずが、、まずウェットスーツがなかなか脱げません(汗)

もたもたしてるうちにあとから上がってきた人がどんどんバイクスタートしていきます。

なんとかウェットスーツを脱いであたふたしながら準備して、やっとバイクスタートです。多分ここだけで10人くらいに抜かれました。。

 

バイクはほぼ90%以上の参加者がロードバイクもしくはトライアスロン用のTTバイクだったのですが、僕は街乗り用のクロスバイクです。

遅いだろうけどまあ最悪完走できればいいと思っていたのですが、いざ乗っていると案外他の人について行けました。

但し、途中の上りは性能の差と練習量の差でガンガン抜かれましたが。。

島の半分を2周するコースも時間にして約40分くらいでゴール。

かなり端折ってますが、正直ここらへんの記憶は案外早かった以外に無くて。。

次は最後のラン4kmです。

意外に遅かったラン

トランジションエリアでバイクを置いてヘルメット脱いで補給食食べて、、またもたつきましたがなんとかランスタート。

が、走り出してすぐに、、足が重い(汗)

ノロノロしか走れない。。

あとで知ったのですが、バイクで飛ばしすぎるとそうなるようです。

あと、バイクは時速数十キロで走ってますが、ランはせいぜい時速10km程度。高速道路を降りた後に60km出していても遅く感じるように、目の錯覚的なものもあるようです。

でもまあ前に進むしかないので走ります。

ここでもガンガン抜かれます。でももう仕方ないと思い、たった4km、時間にして20〜かかっても30分だと思い頑張りました。

残り1kmくらいで足がほぐれてきたのかいい感じに走れだしたので、そこからは少しペースを上げてそのままゴール。

短いようで、エントリーしてからの緊張状態を考えると長かったレースがやっと終わりました。

 

なんでわざわざキツイことをするのか?

7月14日に思い立って始まったトライアスロンへの挑戦。

まずは第一歩を踏み出せてホッとしていました。

歳をとればとるほど経験が増えていき、未経験が減っていく。

それは良いことだと思うのですが、緊張・恐怖・興奮・感動など、心を揺さぶられることが反比例して減っていきます。

トライアスロンへの挑戦は、普段の日常にはない新しい毎日を感じることが出来て思いっきり心を揺さぶられました。

もちろん怖かったです。僕は人一倍怖がりなので。

でもその恐怖を和らげるために色々調べたり、もちろん練習したり。

今思うとスーパースプリントのレースなのでなんちゃない感じですが、未経験の恐怖に打ち勝って自分の世界を自分の力で広げられたことは、最高の充実感をもたらしてくれました。

トライアスロンに限らず、マラソンなども、やっていない人からすると頭おかしいように思われがちですが、自分でも無理だと思っていたことを達成出来たというのは皆共通して嬉しいことだと思います。

そんなこんなで、このレースをきっかけにどんどんトライアスロンとついでにマラソンへハマっていくのでした。

 

また折を見て書きます。ネタはいっぱいあるので。