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過去3年間を振り返っての結論

2019.01.02 / 雑記

2015年から経営者になるということに挑戦してきました。

それまでは全て一人で作っていて徹夜もあったり体力的に厳しい毎日のなか、あと10年20年経った時にデザイナーとして第一線で活躍自信がありませんでした。それならディレクター〜経営者側にシフトしていくしかないなと。

あとは、まわりの同年代のクリエイターもどんどん人を雇って拡大していっていたので、単純に自分も一回経営者というものを経験してみたかったのもあります。

3年経った今の結論から言うと、まあっっっっっっっったく向いてないということに気が付きました。

そこから気がついたことを書いていきます。

 

①人を育てることが苦手

デザイナーにも理論派・直感派といるのですが、僕は100%直感派です。

デザイナー一年生のときから、見ること聞くこと全て直感で理解してきました。これは一人でやっているときまでは別に気にすることもなく、逆に直感で素早く理解できるので便利だとすら思ってました。

が、いざ教える立場になると、、直感でしか理解してないことは言語化出来ない=教えられない。。。

そりゃそうですよね、、似たような感覚を持っていたら直感同士で理解し合えるかもしれないけど、そんなひと同じ直感派同士でも滅多にいないですし。。

 

②コミュニケーションが苦手

僕は営業活動が苦手です。というかほぼ出来ない。でもクリエイターだったらそんな人珍しくないと思います。

が、僕は更に一歩踏み込んで、同業との交流やちょっとした飲みごとなどもよっぽど気がしれた人でないと行きたくないと思う人間です。

また、経営者同士の独特の会話も苦手です。(これは僕が経営に興味がないからだと最近気が付きました。)

 

③拘束されたくない

これが一番ストレスだったかもしれません。

そもそも、フリーランスになったのは組織のしがらみに囚われずに自由にしたいとことするためにです。

でも人を雇うと全く自由じゃないです。

外に出てても社内が気になるし、こんな突拍子もないこと言い出したら驚かれるだろうし(驚かれたくない)、時間が空きすぎないように仕事渡さないといけないし、渡したらディレクションもしないといけないし...etc

 

結論

以上の理由から、この3年間で自分は経営者には全く向いていない、

むしろ思いっきり「職人」だと痛感しました。

でも挑戦しないと確実に後悔していたので、エジソンじゃないですけど『経営者には向いていないということが分かったことが分かった』でいいのかなと楽観的に考えています。

10年20年後のことも、この3年でいろいろと経験したことで、どちらにも同じくらいメリット・デメリットがあるから、それなら自分が向いている方に進んだほうが良いと今は考えています。

同時にずっともやもやしていたものがやっと晴れてきたので、2019年からはこの3年間の経験を活かしつつ、もとの路線よりにシフトしていこうかと思います。

今年の目標は
①シンプルに生きる
②得意なことに特化していく

です。

これも近日中にブログ書きます。